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江戸のエコロジー

SDGSが広く言われるようになりましたね。江戸時代は、究極の循環社会でした。現代に取り入れられること、参考になることを見つけたいと思い数冊の本+ネットより本ページをおこしました。

目次

食糧 – 江戸時代の人口は3000万人 –

江戸時代の人口は、江戸中期から後期でほぼ変動がなく3000万人と言われています。海外からの石油等の輸入もなく、食糧の輸入もなく自給自足の生活ができていました。そうすると日本が自給自足できる最大の人口は3000万人といえるのかもしれません。

当時の日本は、エネルギー・食糧の大量消費世界とは違っていました。

食糧は稲を植え、唯一のエネルギーである太陽光を受け、稲穂になり収穫する。化学肥料はなくとも、下肥による循環社会。

集める

江戸時代の初期に は、ごみは空き地や川へ投棄されていました。 しかし、悪臭などの弊害に奉行所はごみの投棄を禁じ、深川永代浦(今の東京都江東区)を ごみの処理場に指定しました。さらにごみの処理業者も指定し、一定の場所に集められた ごみを処理業者が処分する仕組みを整えたのです。

ゴミ(資源)を集めるために色々な仕事がありました。
今は、どの程度リサイクルされているでしょうか。

職業
修復内容
鋳掛屋(いかけや)
穴が空いた鍋も見事に修復。
焼継ぎ屋割れた陶磁器を焼き直して修復する職人。白玉粉や漆を使って接着。

提灯張り替え屋
提灯張り替え屋 提灯の破れた紙を張り替え、屋号なども書き入れる。再利用を前提とした職人技。
雪駄直し屋 草履や雪駄の修理を行う職人。履物を長く使うための工夫が凝らされていた。
紙くず買い
使用済みの紙を回収して再利用する業者。紙は貴重な資源だった。

外国からの資源の輸入はない。

江戸時代の人の使うエネルギーは、太陽エネルギーしかない。(石油はない。石炭は高価で皆に行き渡らない。)

石油、石炭、木材など輸入しなくても必要のない生活を遅れていました。夜になれば、当時は蝋燭も庶民には高かったので、菜種油や魚の油を使い、それでは十分な明かりも取れないので早く寝る。そのかわり朝は日の出と共に1日が始まる。夜は、ネオンもなく街灯もなく、あるのは月の光だけ。(2011年の震災の時は、計画停電を体験し、「月明かり」って結構明るいと思いました。)

早寝早起きは、エコになる

江戸時代は、現在と異なる時間として不定時法を使っていました。

不定時法とは
日の出と日の入りを基準にして、昼と夜をそれぞれ6等分する方法です。
つまり、昼の一刻と夜の一刻の長さは季節によって変わる。
季節により、経度のより日の出・日の入りの時間は異なる。
全国共通時刻でもない。

6等分した結果として
夏は昼が長い → 昼の一刻が長くなる(その分多く仕事をする。)
冬は夜が長い → 夜の一刻が長くなる
https://edobloglife.tokyo/jisyou/

夏場は、太陽の明かりを有効に使って照明の無駄をなくすという観点では、アメリカで施行されているサマータイムを採用するのは1つの方法です。(メリット・デメリットがあります。)

サマータイム(夏時間)とは

夏は1時間、時刻を早めることで日照時間を有効活用しようという考えから生まれました。

英語では「Daylight Saving Time(DST)」と呼ばれています。

※現在の日本では現在導入されていませんが、1948〜1951年にGHQの指示で一時的に実施されていました。

交通手段は、自分の足、または人力

庶民は、基本的には歩きしか交通手段はなかった。旅に出た時などで疲労が溜まった時は、駕籠(かご)に乗ることもあったようです。「東海道中膝栗毛」のヤジさん・キタさんも、旅の途中で駕籠に乗っています。
車もなく、こちらも人力ですね。

すべての資源は、使い倒して再利用

江戸時代は、もの使い倒し再利用することが徹底していました。というか、それしか方法を知らなかった。

本:紙の本(和綴じ)は、紙を束ね糸で本の左側を閉じたものでした。現在でも能の教本では使われています。

このような本となります。作り方が、以下のサイトにありました。

https://ch.kanagawa-museum.jp/ouchi/watoji

神奈川県立歴史博物館 – 和綴じを体験してみよう –

糸で何回か閉じているだけなので、紙がボロボロになったら、カマドの炊き付けにする。糸は、糸の回収に出して再利用されていました。

江戸時代は、いろいろな職業があり、専門の回収業者がありました。江戸の食業は、こちらにも書いています。

鉄屑の回収は、昭和20年戦後以降になっても続いていたようです。子供が磁石に紐を結んで磁面を引きずり鉄屑(釘など)を集めておこずかいとしていました。

eBookは、場所を取らない、いつでも端末に入っている。という点で間違いなく便利ではあります。しかし、「友達に貸して読んでもらいたい」、「古本として再流通させる」、「電気がなくても読める」という利点も消してしまいます。特に、付箋をはり・赤ペンをひき・その部分を高速で斜め読みができなのが残念だなぁと思います。

参考図書

参考図書:以下の本を参考にしています。

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この記事を書いた人

江戸時代のおもろしい出来事や、今も東京に残る名所・名物などを書いてゆきます。また、電車+徒歩でのウォーキングや、自転車であちこちを廻ります。加えて、落語も好きです。落語は、江戸の長屋のおもしろ可笑しい暮らしが分かって楽しいですよね。

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