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塵劫記

  1. 絹を盗んだ人の数は? (page.222)
    • 問い:「盗人が、橋の下で絹を分けている。8つずつ分けると7つ足りず、7つずつ分けると8つあまるという。盗人と絹の数はいくつでしょう。
      • 答え:答えは、下に。
    • その他(以下のようなものもあります)
      • あぶら算:あぶら1斗を二人で分けます。3升ますと、7升ますがあります。どのようにしたら分けられますか。

    中国から伝わった計算道具である算盤(そろばん)の使い方

    • 「二百二十一文を、二十六に割れば、八文五分づつ也」という文字と、そろばんの絵が書いてあります。
    • 221➗26=8.5
    • そろばんの絵は、4つ珠で描かれています。
    • ちなみに、算盤は四つ珠(だま)。中国から伝わった時は上の珠が2つ、下の珠が5つのものでした。

    クイズの解答*

    1. 絹を盗んだ人の数は?:盗人は15人。絹は113反。
      • 盗人をx をする。
      • 8 x – 7 = 7x + 8 (一人当たり8反ずつ分けると7反足りない事と、7反ずつ分けると8反余ることが等しい)
      • x=15 (盗人は15人)
      • 15人で8反ずつ分けると7反足りないと言っている。15 x 8 – 7 の答え(=113)が反物の数。

    江戸時代の庶民の教育レベルがあげるのに「読み書きそろばん」が寺小屋で学習されていましたが、そのベースにはこのような本の影響もあるのですね。

    では、また。

    江戸時代に算数・数学を広めた本がありました。本の名前は「塵劫記」(じんこうき)。
    目次

    江戸時代のベストセラーでした

    明の程大位の『算法統宗(中国語版)』にヒントを得て、1627年(寛永4年)に吉田光由(よしだみつよし)が著作した算数・数学の実用書です。
    内容は、江戸時代に日本に伝わったそろばんの使い方、知っておくと便利な計算方法、鶴亀算などクイズ的な要素もある書物です。

    本の名前の「塵劫」とは仏教のことばで、「計り知れないほどの長年月であること」の意味で、「塵劫記」は長年月たっても変わらない真理の書という意味です。

    何度も出版されています

    塵劫記は、江戸時代に何度も、版を重ね、内容を変えて出版されています。
    また、模倣も多く明治の中頃までに数百の異版ができました。

    以下に記載した岩波文庫版は、吉田光由による3つ版を掲載した本となっています。

    塵劫記:岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b246291.html#:~:text=江戸初期の和算,二十年版を採用%EF%BC%8E

    • 新編塵劫記1:Page.11-100
    • 新編塵劫記2:Page.101-186
    • 新編塵劫記3:Page.187-254。

    知識・実用・クイズ

    次のように知識・実用・クイズなど色々なものが掲載されています。

    知識として

    1. 単位:初めに単位について記載されています。
      • 数の単位「一、十、百、千、万・・・那由多、不可思議、無量大数」

    実用として

    1. 屋根をふく時:
      • 「厚さは8寸、広さ1尺2寸、長さ7尺ある材料を、板にする場合、1丁に対して、何枚必要か?」
      • 答え:1,920枚。幅は3寸、厚さ1寸、12枚ずつに切り、1丁を五つずつにすること。

    クイズとして

    1. 絹を盗んだ人の数は? (page.222)
      • 問い:「盗人が、橋の下で絹を分けている。8つずつ分けると7つ足りず、7つずつ分けると8つあまるという。盗人と絹の数はいくつでしょう。
      • 答え:答えは、下に。
    2. その他(以下のようなものもあります)
      • あぶら算:あぶら1斗を二人で分けます。3升ますと、7升ますがあります。どのようにしたら分けられますか。

    中国から伝わった計算道具である算盤(そろばん)の使い方

    • 「二百二十一文を、二十六に割れば、八文五分づつ也」という文字と、そろばんの絵が書いてあります。
    • 221➗26=8.5
    • そろばんの絵は、4つ珠で描かれています。
    • ちなみに、算盤は四つ珠(だま)。中国から伝わった時は上の珠が2つ、下の珠が5つのものでした。

    クイズの解答*

    1. 絹を盗んだ人の数は?:盗人は15人。絹は113反。
      • 盗人をx をする。
      • 8 x – 7 = 7x + 8 (一人当たり8反ずつ分けると7反足りない事と、7反ずつ分けると8反余ることが等しい)
      • x=15 (盗人は15人)
      • 15人で8反ずつ分けると7反足りないと言っている。15 x 8 – 7 の答え(=113)が反物の数。

    江戸時代の庶民の教育レベルがあげるのに「読み書きそろばん」が寺小屋で学習されていましたが、そのベースにはこのような本の影響もあるのですね。

    では、また。

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    この記事を書いた人

    江戸時代のおもろしい出来事や、今も東京に残る名所・名物などを書いてゆきます。また、電車+徒歩でのウォーキングや、自転車であちこちを廻ります。加えて、落語も好きです。落語は、江戸の長屋のおもしろ可笑しい暮らしが分かって楽しいですよね。

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